Javaにおける変数の命名規則。
- Javaの予約語(「this」「if」「for」「int」など)は、使えない。
- 変数名は、大文字と小文字を区別する。
varname
とVARNAME
は、別々の変数であると判断される。 - 変数名の一文字目は、半角の英字、アンダースコア
_
、ドル記号$
のいづれかでなければならない。 - 変数名の二文字目以降目は、半角の英数字、アンダースコア
_
、ドル記号$
を使える。 - 演算子記号は使えない。
- 「true」「false」「null」は使えない。
特に注意すべき点は3つ。
- Javaの予約語(「this」「if」「for」「int」など)は、使えない。
- アンダースコア
_
とドル記号$
以外の記号は使えない。 - 変数名の一文字目に、数字は使えない。
有効例
varName1
varName_2
_varName3 // ローカル変数の一文字目にアンダースコアを付け区別する人もいる。
$varName4 // $は使わない人が多い。私は一文字目によく使うが…(ーー;
varName$5 // $は使わない人が多い。
変数6 // Unicodeの文字が使えるので、日本語も変数名に使えないことはないが、私なら使わない。
varName_2
_varName3 // ローカル変数の一文字目にアンダースコアを付け区別する人もいる。
$varName4 // $は使わない人が多い。私は一文字目によく使うが…(ーー;
varName$5 // $は使わない人が多い。
変数6 // Unicodeの文字が使えるので、日本語も変数名に使えないことはないが、私なら使わない。
無効例
this // Javaの予約語は、使えない。
varName-2 // 「-」は使えない。アンダースコアとドル記号以外の記号は使えない。
3varName // 一文字目に、数字は使えない。半角の英字、アンダースコア、ドル記号のいづれかでなければならない。
varName-2 // 「-」は使えない。アンダースコアとドル記号以外の記号は使えない。
3varName // 一文字目に、数字は使えない。半角の英字、アンダースコア、ドル記号のいづれかでなければならない。
有効な変数名のサンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 | package samplePackage; public class SampleClass { public static void main( String[] args ){ // int型変数「varName1」に「1」を代入。 int varName1 = 1; System.out.println( "int型変数varName1の値は、「" + varName1 + "」である。" ); // int型変数「varName_2」に「2」を代入。 int varName_2 = 2; System.out.println( "int型変数varName_2の値は、「" + varName_2 + "」である。" ); // int型変数「_varName3」に「3」を代入。 int _varName3 = 3; System.out.println( "int型変数_varName3の値は、「" + _varName3 + "」である。" ); // int型変数「$varName4」に「4」を代入。 int $varName4 = 4; System.out.println( "int型変数$varName4の値は、「" + $varName4 + "」である。" ); // int型変数「varName$5」に「5」を代入。 int varName$5 = 5; System.out.println( "int型変数varName$5の値は、「" + varName$5 + "」である。" ); // int型変数「変数6」に「6」を代入。 int 変数6 = 6; System.out.println( "int型変数変数6の値は、「" + 変数6 + "」である。" ); } } |
実行結果
int型変数varName1の値は、「1」である。
int型変数varName_2の値は、「2」である。
int型変数_varName3の値は、「3」である。
int型変数$varName4の値は、「4」である。
int型変数varName$5の値は、「5」である。
int型変数変数6の値は、「6」である。
int型変数varName_2の値は、「2」である。
int型変数_varName3の値は、「3」である。
int型変数$varName4の値は、「4」である。
int型変数varName$5の値は、「5」である。
int型変数変数6の値は、「6」である。
大文字と小文字を区別するサンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 | package samplePackage; public class SampleClass { public static void main( String[] args ){ // int型変数「sample」に「1」を代入。 int sample = 1; // int型変数「SAMPLE」に「2」を代入。 int SAMPLE = 2; System.out.println( "int型変数sampleの値は、「" + sample + "」である。" ); System.out.println( "int型変数SAMPLEの値は、「" + SAMPLE + "」である。" ); } } |
実行結果
int型変数sampleの値は、「1」である。
int型変数SAMPLEの値は、「2」である。
int型変数SAMPLEの値は、「2」である。