文字型(char型)は、一文字のUnicode文字を扱うデータ型。
半角文字も全角文字も扱える。
記述例
変数
1 2 3 | char sampleVariable = 'あ'; char sampleVariable = 'A'; char sampleVariable = '1'; |
- 変数「sampleVariable」は一文字を扱う変数であることを宣言し、「あ」を代入。
- 変数「sampleVariable」は一文字を扱う変数であることを宣言し、「A」を代入。
- 変数「sampleVariable」は一文字を扱う変数であることを宣言し、「1」を代入。
変数に文字を代入する場合、文字を単一引用符'
で括る(文字リテラル)必要がある点に注意。
メソッド
1 2 3 | char sampleMethod(){ } |
「sampleMethod」の戻り値が、一文字であることを宣言している。
サンプル
SampleClass.java
このサンプルプログラムは、「5」と「2」を比較し、「5」の方が大きい数なので、「真」と表示する。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 | package samplePackage; public class SampleClass { public static void main( String[] args ){ int $intA = 5; int $intB = 2; SampleClass sampleObject = new SampleClass(); // 変数「$result」は一文字を扱う変数であることを、charで宣言。 char $result = sampleObject.hikaku( $intA, $intB ); sampleObject.display( $result ); } // 一文字を返すメソッドであることを、charで宣言。 char hikaku( int $argA, int $argB ) { if( $argA > $argB ){ return( '真' ); }else{ return( '偽' ); } } // 仮引数「$arg」は一文字を扱う仮引数であることを、charで宣言。 void display( char $arg ) { System.out.println( $arg ); } } |
実行結果
真