break文の有無を調整することで、複数の違う値に対し同じ処理を実行させることができる。
構文
switch ( 変数もしくは式 ) {
case 値A:
変数もしくは式の値が、値Aのときの処理
case 値B:
変数もしくは式の値が、値A、値Bのいづれかのときの処理
case 値C:
変数もしくは式の値が、値A、値B、値Cのいづれかのときの処理
break;
case 値D:
変数もしくは式の値が、値Dのときの処理
case 値E:
変数もしくは式の値が、値D、値Eのいづれかのときの処理
case 値F:
変数もしくは式の値が、値D、値E、値Fのいづれかのときの処理
break;
}
case 値A:
変数もしくは式の値が、値Aのときの処理
case 値B:
変数もしくは式の値が、値A、値Bのいづれかのときの処理
case 値C:
変数もしくは式の値が、値A、値B、値Cのいづれかのときの処理
break;
case 値D:
変数もしくは式の値が、値Dのときの処理
case 値E:
変数もしくは式の値が、値D、値Eのいづれかのときの処理
case 値F:
変数もしくは式の値が、値D、値E、値Fのいづれかのときの処理
break;
}
サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 | package samplePackage; public class SampleClass { public static void main( String[] args ){ char $var = 'D'; switch ( $var ) { case 'A': System.out.println( "変数$varの値が「A」であるときの処理。" ); case 'B': System.out.println( "変数$varの値が「A、B」のいづれかであるときの処理。" ); case 'C': System.out.println( "変数$varの値が「A、B、C」のいづれかであるときの処理。" ); break; case 'D': System.out.println( "変数$varの値が「D」であるときの処理。" ); case 'E': System.out.println( "変数$varの値が「D、E」のいづれかであるときの処理。" ); case 'F': System.out.println( "変数$varの値が「D、E、F」のいづれかであるときの処理。" ); break; } } } |
実行結果
変数$varの値が「D」であるときの処理。
変数$varの値が「D、E」のいづれかであるときの処理。
変数$varの値が「D、E、F」のいづれかであるときの処理。
変数$varの値が「D、E」のいづれかであるときの処理。
変数$varの値が「D、E、F」のいづれかであるときの処理。