Javaにおけるデータ型は、2種類に分けられる。プリミティブ型(基本データ型)と参照型だ。
他には、void型という、戻り値がないことを意味する特別な型がある。
Javaは、データ型を都度指定する。PHP、javascript、Perlなどを、Javaより先に学んだ人には少し違和感があるかもしれないが、データ型の指定は、Javaにおいては大事な点だ。
プリミティブ型(基本データ型)
Javaにおける、プリミティブ型(基本データ型)一覧。
- 論理型(ブール型、ブーリアン型、boolean型)
- 「真(true)」と「偽(false)」の論理値(ブール値、真偽値、真理値)を扱うデータ型。
- 数値型
- 数値を扱うデータ型。
- 整数型と浮動小数点型がある。
- 整数型
- 整数を扱うデータ型。
- 浮動小数点型
- 小数を扱うデータ型。
- 文字型(char型)
- 一文字のUnicode文字を扱うデータ型。
参照型
参照型とは、オブジェクトそのものではなく、オブジェクトの位置を参照するデータ型。
クラス型や配列など、プリミティブ型(基本データ型)でないデータ型は全て参照型である。
void型
void型は、戻り値がないことを意味する特別な型。
値を返さないメソッドに指定する。