0個以上の文字からなる文字列の扱い方の基本。
構文
変数
文字列を変数に代入。
1 2 | String オブジェクト変数名 = "文字列"; String オブジェクト変数名 = new String( "文字列" ); |
上記のように、文字列をニ重引用符"
で括る(文字列リテラル)必要がある。
出力
文字列を出力。
1 | System.out.println( "文字列" ); |
上記のように、文字列をニ重引用符"
で括る(文字列リテラル)必要がある。
結合
文字列を結合。
1 | System.out.println( "文字列A" + "文字列B" ); |
メソッド
1 2 3 | String sampleMethod(){ } |
「sampleMethod」の戻り値が、文字列であることを宣言している。
記述例
文字列を変数に代入
1 2 3 | String sampleVariable = "あいうえお"; String sampleVariable = "ABCDEFG"; Stringar sampleVariable = "123456789"; |
- 文字列を扱う変数であることを宣言し、「あいうえお」を代入。
- 文字列を扱う変数であることを宣言し、「ABCDEFG」を代入。
- 文字列を扱う変数であることを宣言し、「123456789」を代入。
サンプル
SampleClass.java
このサンプルプログラムは、「文字列」と「もじれつ」の文字数を比較し、「文字列」の文字数の方が少ないので、「“文字列”は、“もじれつ”より文字数が少ない。」と表示する。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 | package samplePackage; public class SampleClass { public static void main( String[] args ){ String $stringA = "文字列"; // 変数「$stringA」は文字列を扱う変数であることを、Stringで宣言し、「文字列」を代入。 String $stringB = "もじれつ"; // 変数「$stringB」は文字列を扱う変数であることを、Stringで宣言し、「もじれつ」を代入。 SampleClass sampleObject = new SampleClass(); String $result = sampleObject.hikaku( $stringA, $stringB ); // 変数「$result」は文字列を扱う変数であることを、Stringで宣言。 sampleObject.display( $result ); } // 文字列を返すメソッドであることを、Stringで宣言。 // 引数「$argA」「$argB」は文字列を扱う引数であることを、Stringで宣言。 String hikaku( String $argA, String $argB ) { if ( $argA.length() > $argB.length() ) { return( "“" + $argA + "”は、“" + $argB + "”より文字数が多い。" ); } else if ( $argA.length() < $argB.length() ) { return( "“" + $argA + "”は、“" + $argB + "”より文字数が少ない。" ); } else { return( "“" + $argA + "”と“" + $argB + "”の文字数は等しい。" ); } } void display( String $arg ) { // 引数「$arg」は文字列を扱う引数であることを、Stringで宣言。 System.out.println( $arg ); } } |
実行結果
“文字列”は、“もじれつ”より文字数が少ない。