変数とは、データを一時記憶しておく領域。変数に固有の名前を付けることで、プログラム内で後から利用できる。
Javaにおいて変数を扱うには、まず、データ型を宣言する必要がある。
Javaにおける変数は、プリミティブ型(基本データ型)変数と参照型(オブジェクト型)変数に大別できる。
スコープ(有効範囲)の観点からは、メンバ変数、静的メンバ変数、ローカル変数に大別できる。
基本
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変数の命名規則
Javaにおける変数の命名規則。
プリミティブ型(基本データ型)変数
プリミティブ型(基本データ型)変数とは、論理型、数値型、文字型(char型)など、プリミティブ型(基本データ型)のデータを扱う変数。
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プリミティブ型(基本データ型)変数の宣言
プリミティブ型(基本データ型)変数の宣言について。
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プリミティブ型(基本データ型)変数の定義(代入)
代入には、代入演算子「=」を使う。
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変数の再定義
変数の再定義は、再定義したい値を代入し直すだけで、再定義することができる。
参照型(オブジェクト型)変数
参照型(オブジェクト型)変数とは、配列や文字列など、オブジェクトへの参照を扱う変数。
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クラス型変数の宣言及び生成
クラス型変数は、生成したオブジェクトへの参照である。
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変数に文字列を代入
変数に文字列を代入するには、Stringクラスを使う。
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変数に配列を代入
変数に配列を代入する方法。
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変数に文字列を扱う配列を代入
変数に文字列を扱う配列を代入する方法。
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変数に2次元配列を代入
変数に2次元配列を代入する方法。
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変数に文字列を扱う2次元配列を代入
変数に文字列を扱う2次元配列を代入する方法。
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変数に多次元配列を代入
変数に多次元配列を代入する方法。
スコープ(有効範囲)
Javaにおける変数は、スコープ(有効範囲)の観点から、メンバ変数、静的メンバ変数、ローカル変数に大別できる。
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メンバ変数
メンバ変数とは、クラスのメンバーとして有効な変数。メンバ変数を持つクラスのオブジェクトのインスタンス(実体)を生成すると、オブジェクトのインスタンス毎にメンバ変数も生成する。クラス内外からアクセスできる。メンバ変数のことを、インスタンス変数、フィールド、データメンバなどと呼ぶこともある。
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静的メンバ変数
静的メンバ変数とは、同一クラスとサブクラス(派生クラス)で共有する変数。静的メンバ変数を持つクラスのオブジェクトのインスタンス(実体)を生成すると、全てのオブジェクトのインスタンスで同一の変数として共有する。静的メンバ変数のことを、クラス変数、静的フィールドなどと呼ぶこともある。
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メンバ変数と静的メンバ変数の比較
オブジェクトのインスタンス(実体)を生成した際、メンバ変数はオブジェクトのインスタンス毎にメンバ変数を生成するのに対し、静的メンバ変数は全てのオブジェクトのインスタンスで同一の変数として共有する。
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ローカル変数
ローカル変数とは、メソッド内やコンストラクタ内でのみ有効な変数。
定数(final変数)
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定数(final変数)
定数(final変数)とは、最初に定義(初期化)した値を、後から変更できない変数のこと。
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定数名の命名に関する慣例
定数の基本的な命名規則は、変数の命名規則と同じだが、定数名には大文字とアンダーバーだけを使う慣例がある。