データ型

Javaにおけるデータ型は、2種類に分けられる。プリミティブ型(基本データ型)と参照型だ。
他には、void型という、戻り値がないことを意味する特別な型がある。

Javaは、データ型を都度指定する。PHP、javascript、Perlなどを、Javaより先に学んだ人には少し違和感があるかもしれないが、データ型の指定は、Javaにおいては大事な点だ。

プリミティブ型(基本データ型)

Javaにおける、プリミティブ型(基本データ型)一覧。

論理型(ブール型、ブーリアン型、boolean型)
「真(true)」と「偽(false)」の論理値(ブール値、真偽値、真理値)を扱うデータ型。
数値型
数値を扱うデータ型。
整数型と浮動小数点型がある。
整数型
整数を扱うデータ型。
byte型
「-128~127」の数値を扱うデータ型。
short型
「-32768~32767」の数値を扱うデータ型。
int型
「-2147483648~2147483647」の数値を扱うデータ型。
long型
「-9223372036854775808~9223372036854775807」の数値を扱うデータ型。
char型
「\u0000~\uffff」(0~65535 )の数値を扱うデータ型。
浮動小数点型
小数を扱うデータ型。
float型
32ビット(4バイト)の小数を扱うデータ型。約7桁。
double型
64ビット(8バイト)の小数を扱うデータ型。約15桁。
文字型(char型)
一文字のUnicode文字を扱うデータ型。

参照型

参照型とは、オブジェクトそのものではなく、オブジェクトの位置を参照するデータ型。
クラス型や配列など、プリミティブ型(基本データ型)でないデータ型は全て参照型である。

void型

void型は、戻り値がないことを意味する特別な型。
値を返さないメソッドに指定する。